万が一に役立つ!クレジットカードの国内旅行傷害保険
更新日 2020年9月28日
一部のクレジットカードには海外旅行傷害保険だけでなく, 国内旅行傷害保険もついていることがあります。
ここではクレジットカードに付帯されている国内旅行傷害保険について 知っておきたいポイントをご説明します。
国内旅行傷害保険とは?
国内旅行傷害保険とは 国内旅行の際のケガなどについて補償する保険です。例えば 次のようなケースに適用されます。
補償されるケース
- ・電車やバス, 飛行機や船などに乗っていたときの事故
- ・宿泊施設に泊まっていたときの火災・爆発など
- ・宿泊つき国内ツアーに参加中の事故
なお 本人の過失によるケガは対象外のため, 「レンタカーを借りていて事故を起こした」「ホテルの階段から落ちてケガをした」などは保険が適用になりません。
また クレジットカードの国内旅行傷害保険では, 主に以下の内容の保険金が出ます。
補償の内容
- ・傷害死亡・後遺障害保険金
- ・傷害入院保険金
- ・傷害通院保険金
- ・傷害手術保険金
よって「旅行中に盲腸になって入院・手術した」というような場合は, 入院・手術保険金は出ません。
国内旅行傷害保険の注意点
クレジットカードの国内旅行傷害保険で注意すべき点は次の2つでしょう。
- A.保険は自動付帯か・利用付帯か
- B.補償されるのは死亡・後遺障害だけか, 入院・通院・手術保険金は出るか
A.保険は自動付帯か・利用付帯か
「自動付帯」とは クレジットカードで旅行代金を払わなくても, クレジットカードを持っているだけで自動的に保険がついてきます。
一方 「利用付帯」とは, クレジットカードで旅行代金を払っていないと保険が適用になりません。したがって 「利用付帯」の場合は, クレジットカードで支払った公共交通機関や宿泊施設での事故しかカバーされないことになります。
しかし パッケージツアーの場合は「利用付帯」でも, ツアー代金をクレジットカードで払えば, ツアー中の事故によるケガがほとんどカバーされます。
B.補償されるのは死亡・後遺障害だけか、入院・通院・手術保険金は出るか
年会費が無料, または安いクレジットカードの場合, 保険金が出るのは死亡・後遺障害のみで 入院・通院・手術保険金は出ないというケースが大半です。
しかし ケガをして困るのは むしろ入院や通院をしなくてはならない場合の方でしょう。年会費が高いゴールドカードなどでは入院・通院・手術もカバーされることが多くなります。
まとめ
国内旅行傷害保険があると 万が一事故が起きたとき, コールセンターが相談窓口になってくれるので安心です。
出張やレジャーで国内旅行によく出かける人は国内旅行傷害保険がついたクレジットカードの利用を考えてみましょう。
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