個人情報を守れ!クレジットカードの正しい処分方法とは?
更新日 2020年11月5日

有効期限が過ぎてしまったクレカ や 解約して不要になったクレカ を処分する際、どのように処分すれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はクレジットカードの正しい処分方法についてご説明します。
クレジットカードはそのまま捨てると危険
クレジットカードには悪用されては困る情報がたくさん詰まっています。
カード名義人の名前、クレジットカード番号、セキュリティコードなど、目に見える個人情報の他にも磁器ストライプやICチップなど、目に見えない個人情報にも注意が必要です。
クレジットカードを処分する時には期限切れや解約済みなどで既にクレジットカードとしての機能が止まっている場合が多いですが、不要な心配をしなくて済むように適切に処分しましょう。
クレカを処分せずに保管しておくのもNG!
処分するのを後回しにして、手元に保管しておくのも危険です。
特にクレジットカードの更新の場合は、保管せずに確実に処分するようにしましょう。
更新時は、クレジットカード番号は変わらないため、カード番号が漏れてしまうと不正利用されてしまう可能性があります。
クレジットカードの処分のポイント
クレジットカードの有効期限が過ぎる、もしくは解約した場合には基本的に自分でカードを処分することになります。
クレジットカード会社からは「カードにハサミを入れて処分してください。」と言われることが多いと思いますが、ただ半分に切るだけではクレジットカードの処分方法としては不十分です。
クレジットカードを処分する際には以下の4つのポイントに気を付けましょう。
1.磁器ストライプとICカードは完全に破壊
磁器ストライプとICカードは復元ができないように処分する必要があります。
磁器ストライプは細かく切り刻み、さらに表面を削って読み取りができないようにすれば安心です。 ICチップはハサミを入れるかトンカチなどで破壊しましょう。

ICチップと磁気ストライプの位置
2.クレジットカード番号とセキュリティコードも細かく切り刻む
クレジットカードを処分する際に意外と見落としがちなのがクレジットカード番号と裏面のセキュリティコードです。
この2つが分かればネットショッピングのクレジットカード決済ができてしまう場合があるため注意が必要です。
その他にもカード名義人の名前や裏面の署名欄で名前が分かることがないよう 細かく切り刻む、表面を削るなどして処分しましょう。

もしプラスチック対応のシュレッダーが手元にあれば、シュレッダーを使うとより細かく切断できるので安心です。
3.複数回に分けてゴミ箱へ
細かく切り刻んだクレジットカードは復元ができないように何回かに分けて捨てることでさらに安全性が増します。
いくつかのゴミ袋に分ける、捨てる日にちを変えるなどして 1回でまとめて処分しないよう工夫すると安心です。
4.明細も一緒に処分
なんとなく捨てにくく貯まってしまいがちなクレジットカードの明細書も、一緒に処分しましょう。
個人情報になりますので、こちらもハサミやシュレッダーで細かく切り刻んで捨てます。
まとめ
クレジットカードは便利な反面、大切な情報が詰まっているため 悪用される危険もあります。
特に処分する際、有効期限が少し残っているような場合は要注意です。 上記のポイントを押さえて適切に処分しましょう。
クレジットカードの処分に関するQ&A
処分後のクレジットカードは燃えるゴミに捨てていいですか?
お住まいの地域によって異なります。
燃えるゴミで良いところもあれば細かく分別が必要な地域もありますので、市区町村に確認してから捨てましょう。
クレカの枚数を減らしたいのですが、どのカードを処分するか迷ってしまいます。
一枚はポイント目的、もう一枚は保険目的など目的が異なるカードを2,3枚持つのがおすすめです。
1枚しか持っていないと、限度額や国際ブランドで使えないお店があったときに不便する場合があります。2,3枚程度が管理しやすく、ポイントも効率よく貯まるのでおすすめです。
クレジットカードのおすすめの組み合わせや、整理方法も紹介しているのでぜひご参考ください。
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