クレジットカード利用で貯まったポイントのおすすめの交換先は?

更新日 2020年6月2日

クレジットカードで貯まったポイントの使い方や使い道がよくわからない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
せっかく貯まったポイントも、使わなければもったいないですよね。

クレカ決済で貯まったポイントの使い方の一つに「他社ポイントやマイルに交換(移行)する」という方法があります。

例えば「楽天市場やAmazonでたまに買い物するけど欲しいものまでポイントが微妙に足りない」「マイルが貯まってきたので特典航空券を使いたいけどあとちょっとマイルを足したい」といった場合に、貯まったポイントをそれらに交換させることで補えるといった使い方が可能です。

そこで今回は、クレジットカードのポイント交換や移行についての基礎知識やおすすめの交換先(移行先)について紹介します。

マイル移行

ポイント移行の種類とは?

クレジットカード利用で得られるポイントの交換先は多岐にわたります。
商品券や他社ポイントなど様々なものやポイントに交換可能です。

ただ、交換するものやポイントによって、1ポイントの価値が異なってきますので注意が必要です

1ポイント=何円かをチェック

例えば「楽天スーパーポイント」に交換する場合、1ポイントの価値は各社によって異なります。

自社ポイント→楽天スーパーポイントに交換した場合
カード名 付与ポイント 楽天ポイント移行レート
JCBカード OkiDOkiポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→4ポイント
ライフカード サンクスポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→5ポイント
三井住友カード Vポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→5ポイント
Orico Card THE POINT オリコポイント
(1ポイント=1円)
1ポイント→1ポイント
解説者
一言解説

他社ポイントへの移行の前に、自社ポイントと移行先ポイントが1ポイント=何円なのかを理解しておく必要があります。
上記の楽天ポイントの場合、JCBのOkiDokiポイントの場合は1ポイント=5円なのに、楽天ポイントへ移行すると4円分にしかならず、三井住友カードの場合は楽天ポイントへ移行してもポイントの価値が変わりません。

そもそものポイント付与率もチェック

また、交換前の自社ポイント付与率を計算しておくことも大切です。

上記の楽天スーパーポイントへの交換例ですと、一見JCB(Oki Dokiポイント)が最も非効率に見えます。
しかし、JCBカード(1,000円で1ポイント)をJCB CARD W(1,000円で2ポイント)に変えてみましょう。

1,000円利用した場合の付与率と獲得ポイント
カード名 獲得自社ポイント 楽天ポイント移行レート 獲得楽天ポイント
JCB CARD W
(還元率1%)
2ポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→4ポイント 8ポイント
ライフカード
(還元率0.5%)
1ポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→5ポイント 5ポイント
三井住友カード
(還元率0.5%)
1ポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→5ポイント 5ポイント
Orico Card THE POINT
(還元率1%)
10ポイント
(1ポイント=1円)
1ポイント→1ポイント 10ポイント

※実際の交換時には各社が定める最低必要ポイント数があります


JCB CARD Wは1,000円利用で2ポイント付与されますが、ライフカードは1ポイント付与です。
つまり、JCB CARD Wの利用者は1,000円利用で8楽天ポイントに交換できるの対し、 ライフカード 利用者は5楽天ポイントしか交換できません。

毎月家賃10万円支払いの場合の付与率と獲得ポイント
カード名 獲得自社ポイント 楽天ポイント移行レート 獲得楽天ポイント
JCB CARD W
(還元率1%)
200ポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→4ポイント 800ポイント
ライフカード
(還元率0.5%)
100ポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→5ポイント 500ポイント
三井住友カード
(還元率0.5%)
100ポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→5ポイント 500ポイント
Orico Card THE POINT
(還元率1%)
1,000ポインSACト
(1ポイント=1円)
1ポイント→1ポイント 1,000ポイント

JCB CARD Wの方が、交換レートが本来優れているはずのライフカード三井住友カードよりも結果的に楽天ポイントが貯まりやすいといえます。

解説者
一言解説

一見移行先レートが悪いように見えても、もともとの自社還元率が違うと結果的にレートの悪さを上回る移行ポイントになる場合があります。
今回の例の場合、「交換レート」も「もともとの還元率」も優れているOrico Card THE POINTが楽天ポイントへ移行するのに最もおすすめできるカードといえます。

このように、ポイント交換先・移行先を検討する場合は「交換率」と「自社ポイントの付与率」を確認することが重要です。

では、実際に「貯まったポイントの交換先・移行先」の候補を見ていきましょう。

お得なポイント移行先は?

では、実際に貯まったポイントのお得な移行先を確認しましょう。

カード会社やポイントサイトにもよりますが、ポイント交換先は主に下記の4種類に分けられます。

①Amazonギフト券
②他社ポイントやマイルへの交換(移行)
③キャッシュバック制度
④各社が用意したカタログギフト品(家電や食品など)

この中でも①や②については1ポイントの価値を下げずに交換・移行できることが多いためおすすめです!

Amazonギフト券と交換

貯まったポイントのお得な交換先の一つにとして「Amazonギフト券」があげられます。

解説者
一言解説

ネット通販のAmazonで商品券のように現金の代わりに使えるギフト券です。
自分で買うこともできればプレゼントとして他人に贈るのにも使えます。
Amazonギフト券はAmazonの他にコンビニなどの取扱店でも購入でき、有効期限は発行日から10年もあります。

Amazonギフト券へ交換可能なクレカ
カード名 付与ポイント Amazonギフト券交換
セゾンカード 永久不滅ポイント
(1ポイント=5円)
200ポイント→1,000円分
三井住友カード Vポイント
(1ポイント=5円)
1ポイント→5円分
(200ポイントから)
Orico Card THE POINT オリコポイント
(1ポイント=1円)
500ポイント→500円分

例えばセゾンカードの「永久不滅ポイント」は200ポイントでAmazonギフト券1,000円分と交換可能です。
永久不滅ポイントは通常1ポイント=5円ですので、ポイントをそのままのレートでAmazonギフト券に交換できます。

上記の3社はいずれも自社ポイントの時の1ポイント=〇円の価値を下げずにAmazonギフト券交換が可能です。

他社ポイント・マイルへ交換

商品券やギフト券の他におすすめなのが「他社ポイントやANA/JALマイルとの交換」です。

共通ポイントへ交換

他社ポイントでおすすめなのは「共通ポイント」への移行(交換)です。

解説者
一言解説

飲食店・スーパーやドラッグストア、娯楽施設など多様な提携先を持ち、そこで同じポイントが貯まる/使える仕組みを持ったポイントを「共通ポイント」といいます。
代表的な共通ポイントとして「Tポイント」「楽天ポイント」「dポイント」「Pontaポイント」があげられます。
その他にも流通系のWAONやnanaco、交通系のJREポイントなどがあります。

カード会社独自のポイントでは使い道が限られていても、共通ポイントに移行するだけでポイントが使えるお店やサービスがぐっと増えます。

主な共通ポイントの加盟店
ポイント名 主な飲食店 主なショッピング店舗
Tポイント ガスト
吉野家
ロッテリア
牛角
TSUTAYA
カメラのキタムラ
ファミリーマート
マルエツ
楽天ポイント マクドナルド
くら寿司
ミスタードーナツ
ロイヤルホスト
ファミリーマート
ビックカメラ
ツルハドラッグ
ジュンク堂
dポイント モスバーガー
すき家
ドトールコーヒー
かっぱ寿司
ローソン
マツモトキヨシ
ファミリーマート
アニメイト
Pontaポイント ケンタッキー
ココス
はま寿司
ピザハット
ローソン
ゲオ
コジマ
ライフ

例えばJCB CARD Wで貯まるOkiDokiポイントは、それだけではコンビニやマクドナルドなどのリアル店舗では使えません。
しかし、OkiDokiポイントをdポイントや楽天ポイントなどに移行することで、それらのお店でもポイント支払いが実現します。

4大共通ポイントに移行可能なクレカ
ポイント名 主なクレカ
Tポイント ANAカード
MUFGカード
ダイナースクラブ
Orico Card THE POINT
三井住友カード
楽天ポイント JCB CARD W
Orico Card THE POINT
三井住友カード
ライフカード
dポイント エポスカード
Orico Card THE POINT
三井住友カード
JCB CARD W
セゾンカード
ライフカード
Pontaポイント JCB CARD W
リクルートカード
Orico Card THE POINT
三井住友カード
セゾンカード

どの共通ポイントも多くのクレカで貯まるポイントを移行させることが可能です。

中でも、三井住友カード(Vポイント) Orico Card THE POINT(オリコポイント) のように、4大共通ポイントすべてにポイント移行が可能なクレカもあります。

解説者
一言解説

「結局どの共通ポイントがお得なの?」といった疑問もよく見られます。
これは「自分が良く使う(使いたい)お店やサービスから選ぶ」のが現時点でベターです。
楽天市場をよく使う方なら楽天ポイント、ドコモユーザーでd払いも視野に入れるならdポイント、自社ポイントがPontaに統合されるauユーザーはPonta中心…といった具合に検討すするのがおすすめです。

ANA/JALマイルへ交換

ポイント移行先のもう一つの有力先として「ANAやJALのマイルに交換する」という方法もあります。

マイルへポイント交換できる主なクレカ
クレジットカード名 交換可能マイル ポイント種類 マイル還元率
楽天カード ANAマイル 楽天スーパーポイント
(通常還元率1%)
0.50%
Yahoo!JAPANカード ANAマイル Tポイント
(通常還元率1%)
0.50%
JCB CARD W JALマイル
ANAマイル
Oki Dokiポイント
(通常還元率1%)
0.60%
dカード JALマイル dポイント
(通常還元率1%)
0.50%
エポスカード JALマイル
ANAマイル
エポスポイント
(通常還元率0.5%)
0.25%
リクルートカード JALマイル Pontaポイント
※リクルートPから要移行
(通常還元率1.2%)
0.60%

どのカードでも、軒並み通常ポイント還元率よりもマイル還元率は下がってしまう傾向があります
マイル自体を効率よく貯めるのならばJALカードANA JCB カードといった航空会社発行のクレカの方に軍配が上がります。

※参考:JAL・ANAのマイルが貯まりやすいおすすめのクレカは?

解説者
一言解説

ただし、特に年会費無料の一般カードの場合、航空会社系のクレカに比べてメリットもあります
①航空会社系のクレカは年会費がかかること、②マイル還元率をアップさせるためには別途有料であること、③1マイルの価値=1円とは限らないため必ずしも効率重視でなくてもよいことが挙げられます。
これらを総合して考えるとリクルートカードJCB CARD Wでコツコツポイントを貯めて、数年たってから一気にマイルに交換すれば費用負担が大幅に抑えられます。

各航空会社のマイル有効期限は3年です。
一方で、楽天カードのように、ポイント有効期限が実質無期限(ポイントが貯まるたびに1年延長)のクレカなら、数年単位でポイントをじっくり貯めてANAマイルに交換するといった使い方も可能です。

多くのクレカで自社サービスや経済圏、あるいは共通ポイントに移行するほうがレートは良いですが、特典航空券狙いや座席グレードアップといった旅行を豊かにするマイル交換もポイント移行先候補に十分おすすめです。

ポイント交換時の注意点

ポイント移行先のおすすめはAmazonギフト券や他社ポイント・マイルですが、そのポイント移行について注意しておく点がいくつかります。

有効期限に注意

ほとんどのポイントには「有効期限」が存在します。
ポイントは有効期限を1日でもすぎると完全に消えてしまいます。

解説者
一言解説

ポイント期限の管理が苦手な方は、楽天カードのような「ポイントをもらうたびに有効期限が1年延長」といったクレカや、セゾンカードのような「ポイントの有効期限が存在しない」カード(永久不滅ポイント)を選択するのがおすすめです。

景品交換は等価交換に及ばない

多くのクレカのポイント交換サービスでは「家電や食品などの景品交換」がおすすめされています。
しかし、これらの景品は、楽天市場やAmazon、またはリアル店舗のデパートや家電量販店の方が遥かに安く販売されていることがほとんどです。

もちろん、今すぐに欲しいものが景品のラインナップにあり、かつ手持ちのお金がない場合は検討候補になります。
しかし、ポイントの使い道としてはわざわざ割高で商品を購入していることになるので、できれば他の使い道に回したいところです。

初心者必見!クレカのポイント交換に関するQ&A

そもそもポイントはどうやって貯めれば良いのですか?

ポイントの貯め方のコツは下記の3ステップがおすすめです!

①高還元のクレカを使う
②固定費(家賃・光熱費・携帯電話など)もクレカで支払う
③①②のメインカードを1枚決めてポイントを集中させる

※参考:クレジットカードのポイントをざくざく貯める方法を解説!

「高還元率でおすすめのクレカを教えてください

「常時1%以上の高還元率」である楽天カードdカードJCB CARD Wがおすすめです。
これらのカードはスーパーや公共料金など、場所や場面を問わずに1%の還元率となっています。

ただし、よく使うお店やサービスが決まっている人は、他のカードを使ったほうが「高還元率」となるパターンもあります。
自分のライフスタイルに合わせて「最も効率よくポイントを貯められるクレジットカードはどれか?」を探していくことが大切です。

※参考:高還元率でポイントが使いやすいおすすめクレカを比較!

ポイント移行の手続きはどのように行うのですか

各カードのインターネットサイト内の「マイページ」から行える場合が多いです。

移行先のポイントやマイルの会員になっている必要がありますので、会員番号やパスワードをあらかじめ準備しておきましょう。

また、ポイントの移行が実際に完了するのはカード会社や提携会社によって異なります。
即時移行される場合もあれば、1~2週間程度移行に時間がかかり場合もあります。

情報展開のご協力をお願いします!

記事が役に立つと思ったらシェアして下さい

「ポイント還元率」についての関連リンク

比較記事一覧