不要になったクレジットカードの解約方法や注意点は?

更新日 2020年5月19日

いまやクレジットカードを2枚以上持つ方も多くなってきています。
複数枚のクレカを持っている方の中には「もう使っていない」というカードもあるのではないでしょうか?

不要なクレカの中でも、特に年会費がかかるカードを持ち続けるのはコストパフォーマンスが悪いので早く解約したいですよね。
今回はクレジットカードの解約について、注意点や解約方法を紹介します。

クレカ解約の注意点

クレジットカードの解約前に確認すべきこと

クレジットカードの解約自体はとても簡単ですが、事前に抑えておくべきポイントがいくつかあります。

安易に解約すると、「実はそのクレカが必要だった」「解約したクレカがないせいで不便になった」などの問題が生じかねません。

使っていないクレジットカードを整理

まずは「解約すべきカード」のリストアップをしましょう。不要に思えるカードの中でも特に整理対象かどうかは下記の判断基準が役に立ちます。

年会費がかかっているか

「年会費がかかっているかどうか」は解約候補の大きな判断軸になります。

1年に1度も使わないのに年会費だけひかれていく…というのは、カード会社にとっては美味しいお客さんですが非常にもったいないですよね。特にゴールドカードのようなハイステータスカードの場合、年会費が数万円以上というケースもあります。

もし年会費有料のクレカを持っていて、かつカード利用もほとんどない場合は解約候補の筆頭といえます。

解説者
一言解説

ただし、一部のクレカは「条件付きで年会費無料にしてくれる」というサービスがあります。
例えばインヴァストカードのように「1年に1度でもカード決済があれば翌年も年会費無料」といった「実質年会費無料」と呼ばれるカードの場合、「本当にこのクレカの使い道はないか」をよく検討してみましょう。

※参考:年会費が永年無料のクレカを徹底比較!おすすめのクレカは?

そのカード独自のサービスや付帯保険はないか

普段使っていないとはいえ、解約候補のクレカ独自のサービスや付帯保険がないかも確認してみましょう。

例えばAさんが「B社のクレジットカード」と「エポスカード」を持っていて、「B社しか使ってないからエポスカードは解約しちゃおう」と思ったとします。

B社は年会費無料のクレカですが、付帯保険はほぼついていません。
一方、エポスカードは「海外旅行傷害保険が自動付帯」です。
自動付帯のエポスカードならば、「持っているだけで旅行傷害保険がおりる」というメリットがあります。

クレカ解約のデメリット

もしAさんがこのままエポスカードを解約し、B社だけにして、ある日海外旅行先で事故や災害に巻き込まれたとしましょう。
B社のカードには旅行傷害保険が付帯されていないので、この場合Aさんは高額な治療費を自己負担しなければなりません。

「あのままエポスカードを持っていれば…」という状況ですが、こうしたケースも踏まえて、持っているクレカの付帯保険やサービスが「本当に、カードを解約しても不便がないか」を改めて洗い出してみましょう。

※参考:旅行傷害保険についてはこちら

クレジットカード解約前にここだけ確認!

「いよいよ解約すべきクレカを絞った!」という場合でも、解約前にもう少しいろいろ確認しましょう!
具体的には、クレカの解約前には下記6点を入念に確認しておくのがおすすめです。

クレカ解約の注意点2

未払い残高がないか?(特にリボ払いや分割払い)

カードを解約する場合、残っている支払い残高の「一括返済」を求められる場合が多いです。

そもそも使っていないクレカだから未払い残高も残っていない場合は良いのですが、特にリボ払いや分割払いを長く続けてきた場合は注意が必要です。

カードを解約しても支払残高がなくなるわけではありませんので、まずは支払い残高と一括返済できる手持ちがあるかをしっかり確認しましょう。

未使用のポイントが残ってないか?

クレジットカードを解約すると、それまで貯まってきたポイントもすべて失効してしまいます。

クレジットカードのポイントは、1ポイント=1円や1ポイント=5円という価値があります。
数ポイント程度なら問題ないですが、せっかく1,000円以上分のポイントがたまっているのに、使わずに失効させてしまうのはもったいないです。

クレジットカードを解約する前に、使っていないポイントが残っていないかを必ず確認しましょう。

解説者
一言解説

「ポイントの使い道がない…」という場合は、楽天ポイントやTポイントといった「共通ポイント」に変えてしまったり、ANAやJALのマイルに交換してしまうのがおすすめです。
他にもカード料金の支払いに充てられたり、Amazonギフト券と交換するといった方法もあります。

※参考:クレジットカード利用で貯まったポイントのおすすめの交換先は?

公共料金や携帯電話の支払いに使っていないか?

ガス、水道、電気代といった公共料金や、家賃や携帯電話など様々な固定費をクレジットカードで支払っている方も多いと思います。

もし解約するクレジットカードで公共料金や携帯電話を支払っている場合、解約後に支払いが滞ってしまうことになります。

特に「携帯電話の分割支払い」を延滞してしまうと、個人信用情報に傷が入りかねず、最悪ブラックリスト入りもあり得ます。
「クレカの解約のせいでブラックリスト入りしてしまった…」ということがないよう注意しましょう!

※参考:クレジットカードの返済ができない!ブラックリストとは?

ETCカードや家族カードが使えなくなっても問題ないか

解約しようと思っているクレジットカードで「ETCカード」や「家族カード」を発行していませんか?
クレジットカードを解約すると、「ETCカード」や「家族カード」の追加カードも同時に使えなくなってしまいます。

ありがちなのは「クレカ解約後にETCカードを使えると思って高速道路に行ったら止められてしまった」というパターンです。
カードのショッピング利用はなくても、これら追加カードを使用していないかもチェックしておきましょう。

クレカ作成直後ではないか

つい3か月前や半年前に作ったばかりのクレジットカードを解約しようとしていませんか?

「入会キャンペーンのポイントを使いきったからすぐ解約しよう」「思っていたのと違うからもういらない」という場合でも、最低半年間以上はカードを保持しておくほうが望ましいです。

解説者
一言解説

クレジットカードの申込み情報は半年間「個人信用情報機関」というところに記録されています。
この記録は他社カード会社や銀行も閲覧できますが「この人申し込んですぐに解約している…キャンペーン狙いだったのか?」「うちでもすぐに解約されそうだな」と思われてしまいます。
短期間での申し込み・解約を繰り返すとブラックリスト入りしてしまう可能性が高くなります。

また、カード会社としても入会直後に解約されるのは心象が良くありません。
「社内ブラック」として扱われてしまった場合、同じカード会社でまたクレジットカードが欲しくなっても、審査がかなり厳しくなる可能性も否めません。

直近で別のクレカを解約していないか

短期間で解約をするのも良くないですが、短期間で何枚もクレカを解約するのもおすすめできません。

「クレカを断捨離したい!これもあれもいらないな」といっぺんに解約するのは問題です。
というのも、クレカの解約情報もまた「個人信用情報機関」に記録されます。

「この人同じ日に何枚もクレカを解約している…お金に困っている人なのだろうか」などといったあらぬ疑いをカード会社や銀行に持たれてしまうリスクが高まります。

複数枚のクレカを解約する場合は、3ヶ月以上は間隔を取ってから解約していくのがおすすめです。

クレジットカードの解約方法は?

クレカの解約はとても簡単

解約するクレカを決めたら、カード会社に電話をしましょう。

今お持ちのクレカの裏面にカード会社の電話番号が記載されています。
カード会社に電話で「解約したい」と伝えるだけでスムーズに解約処理が行われます。

解約したクレカはきちんと処分

カード会社に電話をし、解約受付がなされたら無事にクレカの解約は完了です。

「もう解約したクレカだから捨ててしまおう」というのは正しいですが、きちんとハサミなどでバラバラに裁断してから処分しましょう。

解説者
一言解説

クレジットカードは個人情報の塊といえます。解約済のクレカであっても、カード番号やセキュリティーコードなどが悪意のある他人に渡れば、何らかの形で不正利用されるケースもあり得ます。「個人情報の塊を捨てる」という意識をもって、カード番号や氏名を読めないように、そしてICチップなども読み取れないように細かく裁断して処分しましょう。

初心者必見!クレカ解約に関するQ&A

クレカを解約すると個人信用情報に傷が入りますか?

クレカを解約しただけでは傷は入りません。

ただし、何枚も立て続けに解約したり、申込直後に解約したといったデータは残ってしまいます。カード会社の心証を悪くしたり、不審に思われる可能性もありますので、カード解約はよく考えてから行うのがベターです。

クレカ会員が死亡した場合の解約はどうなるのですか?

基本的には相続人の方が支払い残高を支払ったり、カード会社への連絡を行うこととなります。

クレカを解約したら年会費は戻ってきますか?

基本的に一度支払ってしまった年会費は返金されません。

たとえ1日、2日程度の遅れでも、年会費を引き落とされてしまった後の解約では年会費を取り戻せないのが普通です。
少しでも損をしないためにも、不要なクレカの年会費引き落としがいつなのかを把握しておきましょう。

解約したクレカにやっぱり再入会したいのですが…

結論から言うと可能です。

ただし、カード会社によっては「再入会の審査は厳しくする」「一定期間以上たたなければ再入会を認めない」などのハードルがあるといわれています。
また、1度目の解約以前の行動にも左右されます。
入会キャンペーン目当てですぐに退会してしまっていたり、ほとんどカードを使用しないまま解約していた場合、審査の目が厳しくなってしまう可能性はあります。

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